ゼヒトモとくらしのマーケットを業者目線で比較|プラットフォーム併用のコツと顧客管理の落とし穴
結論から言えば、両方使うのは正解です。ただし、併用するほど「顧客管理」が複雑になるという落とし穴に気づいている人は意外と少ないのが現状です。この記事では、業者側の目線で両プラットフォームの違いを整理し、併用時に売上を最大化するためのポイントをまとめました。
くらしのマーケットとゼヒトモ、業者にとっての違い
まず、2つのプラットフォームは集客の仕組みが根本的に異なります。
くらしのマーケットは掲載型です。お客様が業者の一覧を見て、口コミや料金を比較して予約します。業者側は「選ばれる」立場なので、プロフィールの充実度や口コミ数が成果を大きく左右します。手数料は予約成立時に発生し、サービス料金の一定割合が引かれる仕組みです。
一方、ゼヒトモはマッチング型です。お客様が「こんな作業をしてほしい」と依頼を投稿し、業者側がそれに対して提案(メッセージ送信)します。課金はメッセージ送信時に発生するため、返信がなくてもコストがかかる点は注意が必要ですが、1件あたりの単価はくらしのマーケットより低い傾向にあります。
それぞれの強みと弱み
くらしのマーケットの強み:登録業者数・利用者数ともに国内最大規模で、特にエアコンクリーニングや水回りの需要が安定しています。口コミが蓄積されるほど指名予約が増え、集客が安定しやすい構造です。
くらしのマーケットの弱み:競合が多いため、開業直後は口コミゼロの状態で埋もれがちです。また、手数料率がやや高めなので、単価の低い作業では利益が圧迫されることもあります。
ゼヒトモの強み:後発のため競合がまだ少なく、新規登録の業者でも案件を獲得しやすい傾向があります。提案型なので、自分の得意分野に絞ってアプローチできるのも利点です。
ゼヒトモの弱み:メッセージ送信課金なので、返信率が低いと費用対効果が悪化します。また、利用者数がくらしのマーケットほど多くないため、地域によっては案件自体が少ないこともあります。
併用する業者がハマる「管理の落とし穴」
両方を使い始めると、すぐに実感するのが顧客情報の分散です。
くらしのマーケット経由のお客様はくらしのマーケットのメッセージ画面に、ゼヒトモ経由はゼヒトモのチャットに、さらにホームページや紹介からの問い合わせはLINEや電話に——と、お客様の情報がバラバラの場所に散らばります。
この状態で半年も経つと、「あのお客様、前回いつ伺ったっけ?」「この方はどのプラットフォーム経由だっけ?」という場面が増えてきます。リピートの提案タイミングを逃したり、同じお客様に別々のチャネルから連絡してしまったりと、せっかくの顧客資産がうまく活かせなくなるのです。
併用で成果を出すための3つのポイント
① 顧客情報を一元管理するどのプラットフォーム経由であっても、最終的にはお客様の情報を1か所にまとめましょう。氏名・住所・作業内容・次回提案時期が一覧できる状態をつくることが、リピート率を上げる第一歩です。
② プラットフォームごとの役割を決めるくらしのマーケットは「口コミを育てて安定集客の柱にする」、ゼヒトモは「新規案件を低コストで開拓する」など、それぞれの特性に合った使い方を意識すると、投資対効果が明確になります。
③ リピーターは「直接取引」に移行する2回目以降のお客様には、自社の予約導線(LINE・電話・ホームページ)を案内しましょう。プラットフォーム手数料がかからない分、利益率が改善します。ただし、プラットフォームの利用規約に反しない範囲で行うことが重要です。
_複数プラットフォームの顧客情報を一元管理し、リピート提案のタイミングを自動で教えてくれるツールとして「Tapka」があります。どのチャネル経由のお客様も、ひとつの画面でまとめて管理できます。_